同園のアニマルショーについて「動物への虐待が問題視されている」と伝えていた。
その記事によると、ショーでは数頭のゾウが後ろ脚で2本立ちさせられた状態で縄跳びをするような無理な動きをさせられていたという。また、ショーのボランティアスタッフの証言により、メスのトラの前脚の関節部分の毛が抜け落ちて肉が露わになっていたにもかかわらず、トレーナーが鞭を使って調教し、目隠しをして輪くぐりをする訓練が行われていたことも分かっている。
現在、ツキノワグマは絶滅の恐れのある野生動物として国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに記載され、その中でも絶滅の危険性が高い「危急種(vulnerable)」とされている。そのため、米オレゴン州を拠点とし、動物が直面している脅威について社会の意識を高めることを目的として、アジアおよび世界中の動物法と政策の問題に関する情報を提供している「アジア動物法研究所(Institute of Animal Law of Asia)」では、サーカスへの動物出演を法律で禁止するように求めている。
同動物法研究所は公式ウェブサイトで、「野生動物を飼育してエンターテインメントに使用することは、動物のストレスや攻撃性を引き起こす可能性がある」と述べている。
画像は『The Daily Star 「Dancing bear attacks ringmaster during sick circus show before being tackled by six men」(Image: AsiaWire)』『The Sun 「BEAR RAGE Horror moment ‘jealous’ brown bear attacks pregnant circus performer in front of screaming children」(Credit: East2West)』『The Siberian Times X「Every month Russian media report at least one attack of travelling circus animal ‘artists’ on trainers.」』『LADbible 「Circus Trainer Killed By Bear After He ‘Forgot To Take Off’ Coronavirus Mask」(Credit: East2West News)』『Inside Edition YouTube「Bear Attacks Security Guard at Luxury Hotel」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)