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writer : ac

【海外発!Breaking News】変形した顔で“エイリアン”と呼ばれるきょうだい5人「治療を受け、困難に打ち勝ちたい」と訴え(ドミニカ共和国)<動画あり>

正式な診断はついていないそうだ。骨性獅面症とは、頭蓋骨と顔の骨が過剰に成長しライオンの顔のように見えることから「ライオン・フェイス症候群」とも呼ばれており、首都サント・ドミンゴの神経科医フランリィ・バスケス氏(Dr. Franly Vazquez)は「これは非常に稀で、世界で報告されているのは40例もない」と述べている。

医師は「骨性獅面症」と推測しており、頭蓋骨と顔の骨が過剰に成長しライオンの顔のように見えることから「ライオン・フェイス症候群」とも呼ばれるという。写真はグラシオーザさん(画像は『The Sun 2023年11月29日付「BULLY HELL Trolls thought my family were aliens after mystery illness left us with E.T.-shaped faces…we started to believe them」(Credit: Jam Press)』のスクリーンショット)

一般的な症状は上顎が大きく成長することで、口、鼻、眼窩、視神経など顔全体に影響が及び、視力喪失、呼吸困難、聴力低下、精神遅滞などがみられることもあるようだ。

そのためバスケス医師は、「きょうだいが今も生きていることは驚くべきこと。骨性獅面症の治療は症状を改善させるもので、完治することはない。成長した骨を露出させて少しずつ削り取るか、可能であれば完全に切除してしまうしかない」と語っている。

離れた目、突出した頬骨、鼻の隆起、口腔の不健康などの症状があるアントニオさん。顔の変形だけでなく、頭痛、呼吸困難、めまい、身体の痛みなどにも苦しんでいるという(画像は『The Sun 2023年11月29日付「BULLY HELL Trolls thought my family were aliens after mystery illness left us with E.T.-shaped faces…we started to believe them」(Credit: Jam Press)』のスクリーンショット)

骨性獅面症はそれ自体が病気ではなく、パジェット病、線維性骨異形成症、副甲状腺機能亢進症、腎性骨異栄養症などの病気を発症することで現れる症状とも言われており、きょうだいは現在、「正式に診断を受けて治療を行い、困難に打ち勝ちたい」と寄付金を募っている。

そしてこのニュースには、「外見でいじめたり差別するなんて恥を知れ」「彼らがこれ以上苦しまないように、助けてあげて!」「世界中からサポートが届きますように」といった声があがっている。

ちなみに2021年には、特徴的な顔を持つインドネシアの一家が話題となっていた。6人きょうだいのうち4人が、大きな口や突出した上顎骨、つり上がった目をしており、「『あの家族は呪われているのでは?』と言われたこともある」と明かしていた。

画像は『Need To Know 2023年11月29日付「Five siblings branded ‘aliens’ due to mystery condition which has left them with disfigured faces」(Picture: Jam Press)』『The Sun 2023年11月29日付「BULLY HELL Trolls thought my family were aliens after mystery illness left us with E.T.-shaped faces…we started to believe them」(Credit: Jam Press)、2020年5月29日付「DEFIED THE ODDS Baby girl has SECOND mouth complete with lips, teeth and tongue removed in op」(Credit: Alexandra O Hamberis, David Macias, Clarice Clemmens and Krishna G Patel)』『Born Different 2021年9月22日付Instagram「The fact is, our faces they have changed shape」、2022年5月30日付Instagram「When she was born」』『Tres Ma’ 2022年8月5日付Instagarm「Yesterday we practiced writing our name…」』『Lacey Buchanan 2021年4月28日付Instagram「I will never get over how precious he is!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

インドネシアのある一家は、6人きょうだいのうち4人が非常に特徴的な顔つきをしている。2021年6月にはSNSをスタートし、運命を受け入れて前向きに生きる姿で多くのフォロワーを獲得していた(画像は『Born Different 2021年9月22日付Instagram「The fact is, our faces they have changed shape」』のスクリーンショット)

2004年3月、世界で約38例という非常に稀な「顔面重複奇形(二顔体)」で誕生した米ミズーリ州出身の男性。誕生後、医師に「長くは生きられない」と告げられるも、2022年3月に18歳の誕生日を迎えていた(画像は『Tres Ma’ 2022年8月5日付Instagarm「Yesterday we practiced writing our name…」』のスクリーンショット)

印ウッタル・プラデーシュ州で2015年3月に誕生した女児。鼻が左右に2つあるように見えることから人々は「神の化身」と崇拝し、両親は「娘が幸運をもたらしてくれた」と語っていた(画像は『Born Different 2022年5月30日付Instagram「When she was born」』のスクリーンショット)

2011年2月、米テネシー州で顔面奇形をもち全盲で生まれた男児。SNSには「安楽死させるべき」と心無い声があがるも、母親は「彼なりの人生を精一杯生きている。最高に幸せな子なのよ!」と述べていた(画像は『Lacey Buchanan 2021年4月28日付Instagram「I will never get over how precious he is!」』のスクリーンショット)

米サウスカロライナ州の病院で2020年、2つの口を持つ赤ちゃんの切除手術が成功した。120年間で症例35件しか報告されていない珍しいケースだった(画像は『The Sun 2020年5月29日付「DEFIED THE ODDS Baby girl has SECOND mouth complete with lips, teeth and tongue removed in op」(Credit: Alexandra O Hamberis, David Macias, Clarice Clemmens and Krishna G Patel)』のスクリーンショット)

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