海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】床下に伸びる黒い触手のような不気味な謎の物体に「本気で怖い」の声(豪)

このような声が届いた。

「これ、本気で怖いんですけど…。」
「ホラーSFドラマの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の裏世界のようだ。」
「床のコンクリートに亀裂が入って木の根が入り込んだんじゃないかな。」

さまざまな憶測が飛び交う中で次のようなもっともらしい意見も見られた。

「粘菌じゃなくて黒カビかもしれないね。でもナラタケの黒い針金のような菌糸束が木の根のように広がった状態にも見える。この家の外に木はありますか? メラニン化した菌糸が木の根に沿って家の下へと向かい、床下まで伸びたのかもしれません。」

米ニューヨーク州立博物館の真菌学学芸員のパトリシア・カイシアン博士によると、確かではないが謎の物体はイドタケの可能性があるという(画像は『Hannah Sycamore 2023年11月6日付Facebook「Found under recently lifted wet floor boards - any ideas what this is? (Melbourne, Australia)」』のスクリーンショット)

しかしながら謎の物体の正体は分からずじまいで、専門家の菌類学者でさえもはっきりした答えを出せなかったようだ。今回メディアのインタビューに応じた米ニューヨーク州立博物館の真菌学学芸員のパトリシア・カイシアン博士(Patricia Kaishian)は、次のように説明している。

「顕微鏡などで直接調べない限り100パーセント確信することはできませんが、イドタケと呼ばれる(木材を腐朽させる菌の)菌糸体ではないかと思われます。まあ、写真を見ただけの私の憶測にしかすぎませんけどね。」

なおテックインサイト編集部ではハンナさんに、友人はこの不気味な物体にどのように対処したのか、またその後この物体はさらに広がっているのかなどをうかがうべく取材を申し入れている。

自然豊かなオーストラリアでは、奇妙な姿形をした生物が発見されることがあるが、今年7月には西オーストラリア州ラバートンで撮影された「地獄から来た生物」と呼ばれる謎の昆虫が多くの人を震撼させていた。ところがその謎の昆虫はナナフシの一種だったことが専門家によって判明することとなった。

画像は『Hannah Sycamore 2023年11月6日付Facebook「Found under recently lifted wet floor boards – any ideas what this is? (Melbourne, Australia)」』『Mesc27 2023年7月7日付TikTok』『_harryhayes 2022年3月4日付Instagram「A fun week had by all」』『Bobbi-lee Oates 2023年7月5日付Facebook「We came across this on longbeach keppel sands qld」』『ALEX TAN 2022年3月29日付Instagram「Best guess?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

2023年7月にオーストラリアで撮影された頭部から胸部がナナフシ、腹部から尾にかけてサソリのような姿をした謎の昆虫が話題に。「地獄から来た生物」と呼ばれた(画像は『Mesc27 2023年7月7日付TikTok』のスクリーンショット)

2022年にはやはりオーストラリアの路上で謎の生物が発見された。専門家でもこれが何なのか特定できなかったという(画像は『_harryhayes 2022年3月4日付Instagram「A fun week had by all」』のスクリーンショット)

これもまたオーストラリアの海岸で発見された謎の死骸。人間の頭蓋骨に魚のような体が付いていたため「人魚では?」との声も(画像は『Bobbi-lee Oates 2023年7月5日付Facebook「We came across this on longbeach keppel sands qld」』のスクリーンショット)

やはりオーストラリアで2022年にサンシャイン・コーストの海岸にまるでエイリアンのような不思議な生物が打ち上がった(画像は『ALEX TAN 2022年3月29日付Instagram「Best guess?」』のスクリーンショット)

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