さらに装甲車“ジャッカル2”の操縦にも挑戦した。
キャサリン皇太子妃は装甲車の助手席に座ると、運転教官のダレイル・トゥカナ伍長(Corporal Darreyl Tukana)が操縦席に座り、部隊の野営地まで走行した。その後、皇太子妃が操縦席に座り、出発地点まで車両を走行させた。皇太子妃は大きく微笑みながら、大きな装甲車の操縦を楽しんだようだ。
無事操縦を終えて車両から降りた皇太子妃は「本当に素晴らしい」と感激した様子で話し、「こんなに大きいのに、反応がとても良いんです」と感想を述べたという。
トゥカナ伍長は、皇太子妃の操縦について「とても自然でした」と称え、「彼女は普段、愛車のランドローバーを運転しています。私は『それと同じなので、ゆっくり出発点に戻りましょう』と伝えたのです。彼女は走行そのものをとても楽しんでいました」と付け加えた。
ジャッカル2の重量は約7トンで、時速70マイル(約113キロ)に達することが可能だという。
トゥカナ伍長は、皇太子妃に操縦について何かを教えたのかと聞かれると、「特にありません」と答え、次のように続けた。
「自動車とは異なり、始動前にいくつかのトグルスイッチ(電子スイッチの一種)をオンにする必要があっただけです。とはいえ、スイッチを入れてギアを入れるのは、一般的な自動車と同じだと彼女に伝えました。」
ウェールズ公爵夫妻の公式SNSが当日の様子を動画で公開すると、フォロワーからは「どんな役割も素晴らしくこなしている」「彼女は決して私達を失望させない。見事な女性」「ファンタスティックな公務!」と称賛のコメントで溢れ返った。
画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年6月27日付Instagram「Reflecting on an insightful morning at @hopestreet_ost learning」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)