シャンテさんは「ピットブルが息子を狙い、噛みつく音が聞こえたの」と明かし、こう続けた。
「あの件以来、CJはきょうだいとは普通に遊んでいるわ。でも突然遊ぶのを止めて、噛まれた腹部を指差し『ドギィ、ドッグ、ドッグ』と言って考え込むことがあるのよ。」
なおCJ君を噛んだピットブルは、動物保護を行う「アニマルコントロール」のスタッフによって捕獲されたものの、飼い主は見つかっていないという。近所では首輪をしていない放し飼いの犬や野良犬がよくうろついているそうで、シャンテさんは「今でも震えてしまうのよ」と明かすと、このように述べた。
「この近辺では最近、いらなくなった犬を捨てていく人がいて問題になっているの。もうこんなことは懲り懲りだし、動物を飼っている人にはきちんと責任を持ってもらいたいものだわ。」
そしてこのニュースには、次のようなコメントが寄せられた。
「あれは間違いなく誰かの飼い犬ね。あんなに健康そうな野良犬はいないもの。」
「ピットブルを放し飼いにするなんてどうかしている。」
「犬が蝶番を壊してしまうなんて、聞いたことがない。馬鹿力だね。」
「犬が狙っているのは小さな男児だけ…。ピットブルは通常、小さなものをターゲットにするんだよ。」
「あれは犬ではなく、悪魔だわ。」
「かわいそうな男児。見ているだけで怖くなった。」
「犬は遊んでいただけでは? 尻尾を振っているよ。ゲームの一つだと思ったのではないかな? いずれにしても飼い主を責めるべき。」
「おもちゃだと思ったのかもね。」
「いや、そんなことはない。実際に男児のお腹を噛んでいるし。」
「ピットブルはイギリスでは禁止されている。アメリカでもそうすべき。ピットブルは全体の犬種の6%にしかすぎないのに、人間を襲う犬の75~80%はピットブルだ。」
「またピットブルか…。」
「母は強し。」
「大事に至らずに良かったよ。」
ちなみに昨年2月には米オクラホマ州で、当時1歳10か月だった男児が近所のピットブル数頭に襲撃を受けて重傷を負っており、父親が規制強化を訴えていた。事故が起きたのは両親が目を離したほんの数分のことで、犬たちは男児の鼻、顎、頬骨を食いちぎり、頭蓋骨が露出していたという。
画像は『NBC News 2023年11月25日公開 YouTube「Video captures mother saving toddler attacked by dog」』のサムネイル、画像は『WKRG 2023年11月22日付「‘You can hear the snapping’: Doorbell camera captures dog attacking mother and toddler」(Courtesy: Chante Wright-Haywood)(KXAN Photo/Tim Holcomb)』『Baby JJ and family 2023年8月4日付TikTok「Please watch like and share!」』『New York Post 2023年1月10日付「Georgia boy severely injured after being pulled off bike, attacked by pit bulls」(Ericka Gilstrap)』『Fox News 2022年10月7日付「Dogs that fatally mauled Tennessee toddlers, injured mom were never violent, friend says」(Facebook)』『NBC Los Angeles 2022年4月25日付「Family, Including 1-Year-Old Girl, Attacked by Grandmother’s Dogs in Pico Rivera」』『Daily Herald Media 2021年12月17日付「Wisconsin woman dies saving son from dog attack. Family calls her a ‘hero.’」(Photo Courtesy Shannon Pingel)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)