美を追求するため、美容外科による施術を受ける人が年々増加している。中国在住のある女性も、皮膚の茶色いアザを除去する治療を受けるため、皮膚科専門病院を訪れた。しかしその10日後、女性は亡くなってしまった。遺族は、医師が使用した局所麻酔薬の量や施術方法に問題があったのではないかと考えている。中国のニュースメディア『福州新闻网』などが報じた。
中国河北省天津市に住む女性、リュウさん(刘、仮名、27)が現地時間10月21日午前11時半頃、肌のアザを除去するために市内の「津门皮肤病医院」を訪れた。この日は、リュウさんにとって10回目のアザ除去手術の日であった。
中国のニュースメディア『福州新闻网』によると、リュウさんの施術箇所は腕、太もも、ふくらはぎにあるアザであった。しかし、施術前に医師がこれまで毎回使用してきた局所麻酔薬をリュウさんのアザのある箇所に塗布したところ、彼女の容体が急変した。
その後、リュウさんは不快感を訴えた後、ショック状態に陥り、昏睡状態となった。リュウさんの母親は、病院での出来事についてメディアの取材に応じ、次のように述べた。
「施術当日の午後0時50分頃、医師から『容体を確認してから手術室に移動するように』と言われました。しかし、娘が『めまいがして気持ちが悪い』と伝えたため、医師はすぐに麻酔の軟膏を拭き取っていました。」
しばらくして、リュウさんが空腹を訴えたため、母親は食べ物を買いに行った。10分後に戻ると、