エンタがビタミン

writer : negishi

【エンタがビタミン♪】“8曲だけのライブ”山崎まさよしへの批判は正しいのか 有吉弘行「当たり強くない?」、高田文夫「芸はパーソナルなものだから」

今回のように期待に応えられないと突き放されてしまうことに「それって言い方、当たり強くない?」と言及し、現実で起きている矛盾を指摘する一幕もあった。

また、落語家としての顔も持つタレントの高田文夫は、自身のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)でこの話題に触れ、「今の山崎まさよしを楽しめばいい」と断言した。「そんなに調子悪いんだったら、それでいいんだよ。喋りだけ聞いてもさ」「そういうもんだから。パーソナルなもんだからね、芸っていうのは。ライブっていうのは」と続け、今置かれているアーティストのあるがままを見られることがライブの醍醐味だと語っていた。ちなみに落語界では、二日酔いで落語をせずに退席したり、高座で爆睡したりする有名落語家もいたというが、逆にそれが“粋”だとして観客を笑わせていたという。現代であれば迷わず批判の的になるのは、単に芸が異なるからなのか、演者に対し期待する方向性が変わってきたのか、何かしらの理由があるのかもしれない。

途中で退席する観客や泣き出すファンもいたという今回のライブは、希望者に対しチケット払い戻し措置がとられるという。ライブ参加者の中には、当日の異様な雰囲気を振り返り「彼の平常運転ではない」と語るファンもおり、山崎のコンディション自体を心配する声も多い。来月2日には名古屋での公演が控えているが、ファンの不安は払しょくされるだろうか。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)

「歌うのはしんどい」と語ったという山崎まさよしについて、「そういう日もあるだろうけどね」と有吉弘行

1 2