クラスで愛することについての理解を深めることとなり、教室内に幸福感をもたらしたようだ。そしてアリさんは最後にこのように語った。
「ペケーニャは私たちにとっても家族の一員なんです。私たちは彼女と一緒にいることができてとっても幸せを感じているんですよ。」
テックサイト編集部では、承諾する際にどのようなことを検討し、ペケーニャを受け入れることでクラスや学校にどのような変化があったのかなどアリさんにうかがったところ、次のように快く答えてくれた。
「彼(ロペス君)が厳しい状況にあることを私は数日前から知っていたので、ペケーニャを教室に入れることを承諾しました。それに以前彼は『すごく心から愛しているペットがいるんだ』と私に話してくれたことがあったんです。ほかの生徒たちだって、小さな犬と触れ合うことができてとっても嬉しそうなんですよ。」
「だってペケーニャは愛情深くて授業の間も邪魔せずに本当におとなしくしているんですもの。私たちはロペス君と彼の家族に手を差し伸べるとともに、他の機関からもサポートが得られるよう調整している最中です。」
アリさんは現在、ロペス君の家庭問題について他の機関からもサポートが得られるよう働きかけており、SNSにはそんな彼女の教師を超えた生徒に対する思いやりの行動に「なんて素敵な先生」「先生を尊敬するよ」といった称賛の声が寄せられている。
@alibonilla16 A luchar mi campeón #parati #fyp ♬ sonido original – MILITARES_MARINOSMX
画像は『The Dodo 2023年9月27日付「Schoolboy Nervously Approaches His Teacher With An Unusual Request」(IMAGE:ALI BONILLA ESTEBAN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)