子猫に“ペニー・ファーシング(Penny-Furthing、以下ペニー)”と名付けた。そして3週間の里親トライアル期間を終えた今月4日、正式に家族として迎えたという。
SPCAのハック・ナワズ事務局長(Huck Nawaz)は、今回の出来事について次のように述べている。
「誰かがペニーを車から投げ捨てたことを思うと胸が張り裂けそうです。幸いなことにティモシー巡査が保護し、ここに連れてきてくれました。彼はペニーが回復するまでの間、里親になると言ってくれましたが、このたび正式に家族として迎えてくれることになったのです。私たちにとって、これほど嬉しいことはありません。行き場のない動物たちを受け入れ、支援してくれるティモシーさん夫妻のような人々に深く感謝しています。」
ペニーを迎えたことでペットと暮らすことの素晴らしさを知ったティモシーさんは、他の人々も家族を必要としている動物たちの里親になることを検討してほしいとしてこのように語っている。
「里親になるための手続きはとても簡単です。最寄りの動物保護施設で申請書に必要事項を記入し、特に問題がなければ犬や猫を家に連れて帰ることができます。里親になることのメリットは、自分にペットを飼う能力があるかどうか、また本当に飼いたいのかを知ることができることです。ペットショップなどで動物を購入した後に、それが正しい選択だったのかどうか迷うこともありません。私自身、まさか猫を飼うなんて思いもしませんでしたが、今では毎日ペニーと一緒に寝ています。最初はとても臆病で内気な猫でしたが、今は水遊びや観葉植物に触れること、私たちに甘えたり抱っこされることが大好きなんです。」
画像は『Good Morning America 2023年8月3日付「Police officer to adopt kitten who was thrown out of car window」(Courtesy of Timothy Rugg)』『Harrisonburg Police Department 2023年7月16日付Facebook「Earlier this week, HPD responded to a call of a kitten that had reportedly been thrown out of a vehicle.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)