消防隊員は人間だけでなく、時に高い場所から降りられなくなった猫などの救助依頼を受けることもある。ところが先月7日、アメリカの消防隊に「ATMの中に子猫がいる」という驚きの通報が届いた。どうやってATMの中に入れたのかは定かではないが、無事に救出された子猫は保護され、“現金”を意味する“キャッシュ(Cash)”という名前が付けられた。『People.com』などが伝えている。
米アーカンソー州フォート・スミスにて先月7日午後、銀行「Regions Bank」のドライブスルー型ATMの中に子猫がいると通報を受け、フォート・スミス消防隊が救助に駆けつけた。消防隊員らがATMを開けて狭い内部に手を伸ばすと、中から小さな子猫を救助することができた。
子猫の体重は1ポンド(約454グラム)も無かったと言い、空腹と脱水状態だった子猫は地元の動物保護団体「Fort Smith Animal Haven」に保護された。同団体のアレクシス・ブルームさん(Alexis Bloom)は「子猫は日陰を求めてATMに入ったと考えられますが、どうやって入ったのかは見当もつかないですね」と不思議な子猫の行動についてコメントしている。
また同団体の獣医であるアシュリー・ディーンさん(Ashley Deane)は、