米カリフォルニア州のある小児病院で、多胎児のベビーブームが起こっている。同病院のNICU(新生児集中治療室)には1組の4つ子と8組の双子が入院中で、一時は最大10組の双子が入院していたという。NICUのベッド45床のうち約半分が多胎児という現象について、看護師は「記録的なベビーブーム」だと話している。米ニュースメディア『Good Morning America』などが伝えた。
米カリフォルニア州ロサンゼルスにある「シーダーズ・サイナイ・ゲリン小児病院(Cedars-Sinai Guerin Children’s hospital)」のNICU(新生児集中治療室)には現在、1組の4つ子と8組の双子が入院中だ。病院の広報担当者によると、同院のNICUでは最近まで10組の双子が入院していたそうだ。
NICUの副看護部長であるベヴィン・メリデスさん(Bevin Merideth)は、このベビーブームについて次のように語っている。
「NICUは多胎児の受け入れに慣れています。双子が入院していることは私たちにとって珍しいことではありませんが、4組、5組、6組と増えて10組になった時点で、これは記録的なことだと気がつきました。現在入院中の赤ちゃんは6~7週間前から入院している子もいれば、最近入院してきた子もいます。NICUにある45床のうち約半分が、多胎児の赤ちゃんたちなのです。なぜこのような現象が起きているのか説明がつかず、多胎児のベビーブームとしか言いようがない状況です。」
これまでNICUで過ごす多胎児の両親たちが、