米ミズーリ州カンザスシティにあるセント・ルークス病院が、記録的な双子の誕生に沸いている。11月末の感謝祭よりホリデーシーズンを迎えたアメリカだが、同病院では現在12組の双子が入院中で、スタッフは「同じ時期に入院中の双子の数では最高記録。これまでになく忙しい」と嬉しい悲鳴をあげているようだ。
ミズーリ州カンザスシティにあるセント・ルークス病院の新生児集中治療室(NICU)には現在、12組の双子が入院中である。この双子ラッシュのニュースは、同病院でファミリーサポートのコーディネーターをしている非営利団体「マーチ・オブ・ダイムズ (March of Dimes)」のレベッカさんが、同市で写真スタジオ『Faces You Love』を経営する写真家ヘレン・ランサムさん(Helen Ransom)に伝えたことで拡散した。
ヘレンさんはレベッカさんの友人で「私も3つ子の母。子供たちが退院するまでの大変さは痛いほどわかります。レベッカから双子の話を聞いてすぐに病院に足を運び、貴重な子供たちの姿を写真に収めました。その後、12組の双子の写真をスタジオのブログに投稿したところ、世界中のメディアから問い合わせがあったのです」と反響の大きさに驚きを隠せない様子だ。
NICUの看護師カイラ・アンダーソンさんによると、双子の家族はミズーリ州だけでなく隣のカンザス州からも同病院を訪れており、24人全員が出産予定日よりも5~14週間早く誕生しているため、