女性の腹部からは重さ9キロ超、大きさが24センチ×34センチという巨大な腫瘍が摘出された。
卵巣腫瘍は約90%が良性と言われるなか、女性の腫瘍は悪性のがんだったそうで、今後は化学療法などが必要になると推測される。ただ摘出自体は成功しており、Facebookに投稿された写真では、腫瘍が巨大な光る岩のようにも、またいびつな形のウズラの卵のようにも見え、多くの人が衝撃を受けた。
なお卵巣腫瘍は通常、サクランボほどの大きさで、この女性のように大きくなることは珍しいが、腫瘍が小さい時は無症状のことが多く、太ったと勘違いする人も少なくないという。
一方で腫瘍が巨大になると、内臓が圧迫されて、頻尿、腹痛、便秘、腹部膨満感といった症状に悩まされるようになる。また腫瘍の一部が破れると激しい下腹痛に襲われるそうで、医師は次のように述べて注意喚起した。
「卵巣腫瘍は40歳以上の女性に多く見られます。40歳を過ぎたら健診、婦人科の内診、年1回の超音波検査を受けることをお勧めします。」
ちなみにインドでは昨年、56歳の女性の腹部から47キロという巨大な腫瘍が摘出された。手術後の女性の体重は49キロで、自身の体重とほぼ同じ重さの腫瘍を抱えていた。
画像は『Matichon 2023年7月21日付「หมอ ผ่าตัดถุงน้ำในรังไข่ ตะลึง! หนัก 9 กก. เตือนผู้หญิงควรตรวจภายในปีละครั้ง」』『งานห้องผ่าตัด โรงพยาบาลบึงกาฬ : Operating room Bungkan hospital 2023年7月18日付Facebook「17/07/2566 TAH & BSO」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)