![カニエ・ウェストの妻、東京でショッピングも露出過多ファッションに「公然わいせつ罪で罰金を払うべき」](https://japan.techinsight.jp/wp-content/uploads/2024/06/72ce1cdc6a5a6c2d602b7f51e2b65bb8-213x210.jpg)
カトリックの総本山にして、世界最大級の教会であるサン・ピエトロ大聖堂にて、男が裸で抗議を行うという異例の事件が起きた。男の背中には、戦争によりウクライナで子供たちが虐殺されたことを糾弾するメッセージが書かれていた。これを受けて教会は後日、祭壇を清めるための儀式を行ったという。イタリアの日刊紙『La Repubblica』などが報じた。
バチカン市国にあるサン・ピエトロ大聖堂で抗議を行ったのはポーランド出身の男だ。事件は現地時間6月1日午後、大聖堂の閉館時刻(19時)直前に起こった。ある男が中央祭壇にそびえ立つ彫刻家ベルニーニが手掛けたブロンズ製の大天蓋に近づき、裸になったのだ。教皇がミサを行う中央祭壇には、ローマ教皇だけが座ることを許される椅子もあるなど、教会内で最も神聖な場所のひとつである。周囲の人々は男の行動に驚き、中にはその様子をスマートフォンで撮影した人もいたという。
『La Repubblica』によると、教会の警備員とバチカン市国憲兵隊はすぐに男を逮捕して衣服を着させた。この間、男は無抵抗だったという。その後、男は警察署に連行されて尋問を受けたが、