中国の学生が今月初め、学食でネズミの頭のような異物を見つけて訴えたところ、カフェのスタッフ、学校、食品監督管理局などがこぞって「アヒルの首(頭)」と主張し、SNSが炎上した。世界の奇妙なニュースを紹介するウェブサイト『Oddity Central』などが伝えている。
中国、江西省南昌市にある江西工業貿易職業技術学院のカフェテリアで今月1日、ある学生が注文した昼食のご飯に、ネズミの頭のような異物が混入しているのを見つけた。
そこでカフェテリアのスタッフに伝えたところ、「それはアヒルの首(頭)だよ」という答えが返ってきたため、学生が「これはネズミよ! 歯があるのが見えないの?」と反論したものの、全く相手にされなかった。
どうしても納得できなかった学生はその後、異物が混入した実際の昼食の動画をSNSに投稿。これが大きな反響を呼んだ。
中国では、アヒルの首は低脂肪でタンパク質が多く、美容効果があるとして人気だが、ネチズンは「どこがアヒルなんだ!」と呆れ返り、ネズミの頭が混入したという噂は瞬く間に拡散した。
慌てた学校側は3日、「あの異物は、“外観が変わった”アヒルの首だった」と公式に声明を発表したものの、これが火に油を注ぐ結果となり、異物混入発覚後も営業を続けていたカフェテリアは利用する学生が激減した。
ところが地元の食品監督管理局が4日、