エジプトの紅海に面した沿岸都市ハルガダで8日、遊泳中だったロシア人男性(23)がサメに襲われて死亡した。現場は当時、多くの観光客らで賑わっており、襲撃の瞬間を捉えた映像が拡散している。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
エジプトの人気リゾート地ハルガダで8日、岸から約30メートル付近で遊泳中だったウラジミール・ポポフさん(Vladimir Popov、23)がイタチザメに襲われて死亡した。
事故の様子は、ウラジミールさんの父親を含む多くの観光客が目撃しており、SNSには襲撃の瞬間の映像が投稿されて衝撃が広がっている。
そのうちのある動画では、人間の顔よりも大きな背ビレ持つイタチザメがウラジミールさんに近づき、海水が血の色に染まるのが見て取れ、背後では女性が「オーマイガー! 何なの!」と悲鳴をあげている。
ウラジミールさんはサメから逃げようとしているが、後ろから襲われて為す術もなく、水面に頭を出すたびに攻撃され、ついに姿が見えなくなった。
また別の動画では、ウラジミールさんが激しく攻撃されて沈む前、水面から脚を突き出しているような様子も映し出されており、