米ハワイ沖でカヤックフィッシングを楽しんでいた男性が今月12日、突然サメに襲われた。男性は九死に一生を得て無事だったが、衝撃的な襲撃の様子はカメラが捉えており、今月15日にYouTubeチャンネル『Hawaii Nearshore Fishing』に投稿されて話題となっている。ハワイのニュースメディア『KITV 4 Island News』などが伝えた。
オアフ島東部、クアロアから2マイル(3.2キロ)も離れていない海域で現地時間12日、カヤックフィッシングを楽しんでいたスコット・ハラグチさん(Scott Haraguchi)がサメに襲われた。
大きな魚を釣り上げたばかりだったというスコットさんは当時、アクションカメラ「GoPro(ゴープロ)」の撮影機能がオンになっていたそうで、サメ襲撃の一部始終はこのカメラによって偶然捉えられた。
動画では、左前方からサメが勢いをつけてカヤックに向かってくるのが見て取れ、サメは水中から頭を出すとそのままカヤック左側面に噛みつくように突撃した。
その瞬間、カヤックは激しく揺れ、スコットさんは「ああ!」と悲鳴を上げた。そして「タイガーシャーク(イタチザメ)! タイガーシャークが突っ込んできた…!」と叫び、カヤック側面に食らいつくサメを左足でキックして追い払った。
カヤックへの衝撃は相当なものだったと思われるが、