紅海のリゾート地として知られ、マリンスポーツが盛んなアカバ湾で先月下旬、パラセーリングを楽しんでいた男性がサメに足を噛まれて重傷を負った。男性は幸い命に別状はなかったが、現地ではまさかのサメの出没に悲鳴があがっているようだ。『The Sun』『LADbile』などが伝えている。
シナイ半島とアラビア半島との間にあるアカバ湾で6月25日、37歳のヨルダン人男性がパラセーリングで着水した直後に、水中から飛び出してきたサメに足を引きちぎられた。
この時の様子はカメラで撮影されており、動画では大きなパラシュートを付けて着水する寸前の2人の姿が見て取れる。ボートからは長いロープが伸びており、2人が着水した瞬間、右側の男性の周辺で大きな水しぶきがあがった。
映像はクリアではないが、男性は突然現れたサメに右足を噛まれて水中に引きずり込まれそうになっており、これに気付いたスタッフがパラシュートを浮上させたことで九死に一生を得た。
この事故で男性は右足腱断裂、筋膜断裂、骨折のほか足裏の一部が噛みちぎられる重傷を負い、ヨルダン南部の港湾都市アカバの「プリンス・ハシェム軍病院(Prince Hashem Military Hospital)」に搬送されて手術を受けた。幸いなことに現在、容体は安定しているという。
この事故を受け、