スカートはフロントからバックにかけて流れるようなシルエットを描いている。ドレスの下にはブラジャーを着用しておらず、美しいボディラインが透けて見えていた。
エルザはこの時の姿を自身のInstagramに公開すると、スーパーモデルのハイディ・クルムが「とても美しい」、ジジ・ハディッドが「完璧!」とコメントしたほか、フォロワーからも「とても綺麗!」「驚異的」「美しすぎて言葉にならない」と称賛の声が相次いだ。
エルザは、24日にカンヌ国際映画祭でプレミア上映されたフランス映画『La Passion de Dodin Bouffant(仏原題)』のレッドカーペットでも、美しいドレス姿で注目を集めた。
エルザが纏っていたのは、オランダ発のブランド「ヴィクター&ロルフ(Viktor & Rolf)」が2023年春夏コレクションで発表した“Late Stage Capitalism Waltz(後期資本主義のワルツ)”と呼ばれるドレスで、「ステレオタイプのクチュールボールガウンを、21世紀向けにアレンジした不条理な作品」と説明されていた。
ドレスは、淡いピンクのコルセットの上にライトブルーのストラップレスドレスを重ね、オプティカル・イリュージョン(目の錯覚)を利用したデザインだった。ドレスが胸元から斜めにずれているため、下に着たコルセットが見えている。チュール生地のドレスはウエストに2本のリボンが付いており、スカートは裾にかけてふっくらと広がっていた。
エルザは自身のInstagramでレッドカーペットでの写真を披露し、「ヴィクター&ロルフの最も輝かしいボールガウンコレクションから、私のお気に入りを(レッドカーペットで初めて)着ることができて、とても光栄です」と記し、このようなコメントを添えていた。
「このドレスがランウェイで披露されるのを見た時、回転して動くとドレスがとてもシュールで美しく、時には醜くも見えることに圧倒されました。それは私にとって、息を呑む美しさだけではなく、あまり真剣にファッションを見ていないことにも気付かせてくれたのです。」
画像3~5枚目は『elsa 2023年5月26日付Instagram「I’m crying」、2023年5月25日付Instagram「Deeply honored to wear my favorite couture piece」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)