ノエルがこれをきっぱりと否定していた。
しかし今年3月、ノエルがフランスのラジオ局『France Inter』のインタビューに応じた際、リアムに向けてバンド再結成について電話するように呼びかけた。翌4月には兄弟が極秘で連絡を取り合っており、近いうちにサッカー観戦が公園の散歩で再会する提案をしていると報じられた。
ノエルが再結成に向けて前向きな姿勢を見せたと思われたものの、その実現には至らなかったようだ。
2024年には「オアシス」のデビューアルバム『Definitely Maybe』がリリース30周年記念を迎えることになるが、ノエルはこれに先立ってバンドが再結成することはないと断言したのだ。
このほどイタリアの新聞『Corriere della Sera』のインタビューに応じたノエルは、「ツアーはしないし、俺達が一緒に演奏するために戻ることもないだろう」と明かした。
しかしノエルはファンを落胆させるばかりではなく、伝説的な同アルバムのスペシャルエディションのリリースを示唆した。
「ソニーのアーカイブで、当時のセッションを録音したテープが見つかったんだ。俺達はすっかり紛失したと思っていたんだけど、間違ったラベルが貼られていた。それらは(アルバム収録曲の)素晴らしいバージョンで、アコースティックバージョンもあるんだ。」
そしてこの後、同アルバム収録曲でシングルとして大ヒットした『Live Forever』の制作秘話をこのように振り返った。
「俺たちは無名だった。俺は火曜日の午後、マンチェスターのアパートにいたんだ。リハーサルに持ち込んだら、(ギタリストの)ボーンヘッドが『お前が、こんなものを書いたのか』と言ったんだ。俺は絶対に名曲になると思ったよ。」
画像3枚目は『Oasis 2014年5月6日付Instagram「OASIS ‘DEFINITELY MAYBE’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)