イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子、兄ウィリアム皇太子が「新聞社から巨額の和解金を受け取った」と暴露

こういった取引の「話し合いと承認」に関与したとも主張している。

ヘンリー王子は、2018年になっても何も解決していないことに苛立ちを感じ、盗聴疑惑の法的請求に対して「強制的に解決したい」と考えていたという。すると女王はNGNと話し合って和解することに合意し、王室職員が同社に電子メールを送ったり、弁護士を立てる許可を出したそうだ。王子は2019年に同社を提訴する決意をすると、父チャールズ皇太子(以下、当時)は猛反対したという。

ヘンリー王子の代理人が法廷に提出した文書では、亡き祖母エリザベス女王が裏取引に関与したとも記述されていた(画像は『The Royal Family 2022年5月30日付Instagram「2019: The Queen is pictured at the annual Chelsea Flower Show in London.」』のスクリーンショット)

チャールズ皇太子はダイアナ妃と結婚していた当時、愛人関係にあったカミラ夫人(当時)との電話での親密な会話が盗聴され、メディアで大々的に報じられたことがある。文書では、こういったことが繰り返されることについて「王室職員達は信じられないほど神経質になっている」と記されている。

また他にも、ヘンリー王子の兄ウィリアム皇太子について「最近、NGNに対する請求を裏で解決した」と記述されていることが明らかになったのだ。

ウィリアム皇太子は自身の電話が盗聴されたことに対する法的請求を解決するため、同社の経営者から巨額の和解金を受け取ったという。支払いは2020年に行われたが、書類にはウィリアム皇太子が受領した金額は開示されておらず、詳細についても明らかにされていない。

なお英メディア『The Telegraph』は、ウィリアム皇太子が受け取った金額は約100万ポンド(約1億6700万円)だったと報じており、皇太子はヘンリー王子が提出した法的書類の内容について全く知らなかったと加えている。

今回の審理から11日後となる5月6日には、ロンドンのウェストミンスター寺院でチャールズ国王の戴冠式が執り行われる。ヘンリー王子は米国から帰国して戴冠式に出席するが、式典の直前に爆弾を投下したことにより「戴冠式での和平への希望は朽ち果ててしまった」と同メディアは記している。

画像2、3枚目は『The Royal Family 2022年5月30日付Instagram「2019: The Queen is pictured at the annual Chelsea Flower Show in London.」、2016年11月13日付Instagram「The Duke of Cambridge,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

ヘンリー王子の新たな主張により「戴冠式での和平への希望は朽ち果ててしまった」と英メディア『The Telegraph』が伝える(画像は『The Royal Family 2016年11月13日付Instagram「The Duke of Cambridge,」』のスクリーンショット)

1 2