エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】加藤浩次「『スッキリ』は役割を終えた」 テリー伊藤もいた17年前は「もっと寛大で緩かった」

『スッキリ』がスタートしテリー伊藤がサブMCとして一緒に出演していた時、世間の空気は「もっと寛大で緩かった」と加藤は振り返っている。どんどん規制が厳しくなってきたことで良いこともあった反面、「息苦しい、生きづらい」と思ってしまう人もいたはずで、「そういう人の気の抜ける場所になればいい」と『スッキリ』は頑張ってきたのだが、その役割は「もう、僕は果たした」と加藤は説明した。

2006年4月から2015年3月まで『スッキリ』のサブMCを務めたテリー伊藤。29日には8年ぶりに生出演していた

本来のMCとは出演者らの個性や考え方を尊重し、中立的な立場を守りながら番組の進行をサポートするのが役割とされているが、加藤浩次は言葉を選びながらもこれまで、自分の意見を率直に述べてきた。2019年の吉本興業(当時、加藤は所属)の闇営業問題でも経営陣に退陣を迫り、それが達せられないなら“俺は吉本を辞める”と進退について宣言し、賛否両論を巻き起こしたものだ。一方で東野幸治のように、バラエティ番組以外では「個性は出さず感情を入れず、自分が面白いと思われることは捨てる」という考えでMCとして番組に臨むお笑い芸人もいる。『スッキリ』の後番組『DayDay.』では元NHKアナウンサー・武田真一と山里亮太(南海キャンディーズ)がMCを担当するが、武田をサポートしながら山里がどんなMCぶりを見せてくれるのか期待している視聴者も多いことだろう。

画像3枚目は『スッキリ(日本テレビ) 2023年3月31日付Twitter「みんな一緒に!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

『スッキリ』最終回で。東京スカパラダイスオーケストラと宮本浩次(エレファントカシマシ)のパフォーマンスに加藤浩次が感極まる場面も(画像は『スッキリ(日本テレビ) 2023年3月31日付Twitter「みんな一緒に!」』のスクリーンショット)

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