ブリティッシュ・エアウェイズは乗客に食事券を配って謝罪、同便は別の航空機で予定より約4時間遅れで出発した。
なお問題を起こしたのは、初出勤だった男性客室乗務員だったことが明らかになっており、その日は1人だけ勤務から外されたという。この客室乗務員について英メディア『The Sun』は「再び訓練に戻されてしまった」と伝えているが、詳細については明らかになっていない。
ちなみにこのニュースには「いくら初仕事といえども、あり得ないこと」「しっかり訓練したの?」「どんな雇用をしているの?」といった声があがったが、元客室乗務員など航空機に詳しい人たちは次のようにコメントした。
「航空機がゲートを離れる前には全てのチェックが終わっているはず。いったんゲートを離れたら客室乗務員が非常用脱出ドアに触れることはない。ドアはすでにアームド(脱出用シューターがドアを開けると同時に自動的に飛び出して膨らむようになっている状態)になっているからだ。誤ってではなく、故意にこのドアを開けようとしたのではないか?」
「もしドアがきちんとしまっていないなど航空機の問題があれば、コックピットで分かるはず。これは事故ではない。」
さらに「航空会社の損害額は5万ポンド(790万円)を超えるのでは?」と伝えるメディアもあったようだが、「保険によってカバーされるはず」といったコメントも届いていた。
英メディア『The Daily Star』によると、脱出用シューターが飛び出したボーイング777-200型機はその日のうちに整備が完了、ロンドン・ヒースロー空港からバミューダ諸島へ飛び立ったという。
画像は『M Zulqarnain B 2023年1月13日付Twitter「More pictures」「JUST IN」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)