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writer : ac

【海外発!Breaking News】デルタ航空CA  非常口を開けようとした男と揉み合いワインボトルで反撃

今月6日、乗客207人を乗せアメリカ・シアトルから中国・北京に向かっていたデルタ航空129便の機内で、23歳の男が非常口を開けようとして騒ぎとなった。男は止めに入った客室乗務員(CA)や乗客ともみ合いになり、飛行機は離陸から約2時間後、シアトル・タコマ国際空港に緊急着陸した。

『ABC News』によると、問題の男はフロリダ州タンパ出身のジョセフ・ダニエル・ハデック4世(Joseph Daniel Hudek IV、23)でファーストクラスの座席に座っていたようだ。離陸後1時間ほど経ってから立て続けにトイレを使用したが、2度目にトイレから出てきた2分後、いきなり飛行機前方にある非常口に突進しそのドアを開けようとしたという。

驚いた女性客室乗務員2人がハデックの背後から掴みかかったものの押し返され、ハデックはうち1人の顔を2度ほど殴打、さらに助けに入った乗客の頭をデザートワインのボトルで殴るなどその暴力はますますエスカレートしていった。

執拗に非常口のドアを開けようとするハデックに、客室乗務員はコックピットに電話で緊急事態が発生したことを伝えている。機長がシアトルに引き返すことを決断する一方で、ハデックの勢いを止めようとした客室乗務員はここで驚きの行動に出る。なんとワインボトル2本を鷲掴みにすると、暴れる男の頭を目がけて振り落とし反撃したのだ。そのうちの1本は粉々に砕け散ったが、ハデックは怯むどころか「俺が誰かわかってるのか!」とすごんでみせたという。

その後乗客数名もハデックを押さえにかかり、そのうちの1人はヘッドロックをかけようとしたものの失敗している。しかしさすがのハデックも最後には紐で体を縛られ身動きがとれなくなったようだ。この時、非常口のハンドルは半分まで押し下げられていたとのことだ。

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