サンタクロースに成りすましてこのように手紙を返した。

「親愛なるジェレミー。君がプレゼントにがっかりしているようで残念だよ。君がお願いした2つのプレゼントはとても高価だったから、サンタにはそれぐらいしかできないんだ。貰えなかったことに腹を立てず、今ある物に君は感謝することを学ぶ必要があるよ。これ以上文句を言うなら、来年は君を悪い子リストに加えちゃうよ。サンタより」

サンタに成りすました両親はジェレミー君に1つのプレゼントでも感謝するように諭そうとしたが、彼には逆効果だったようだ。その後、反抗的なジェレミー君とサンタクロースの手紙のやりとりがこのように続いた。

「親愛なる太っちょへ、僕はあなたの脅しなんか怖くありません。僕はクリスマスにゲームってお願いしたのに、あなたはプレゼントを持って来なかった。こんなんじゃダメじゃん！　1週間待ってやるからすぐに持って来い。ジェレミーより。　追伸、あなたは召使いのエルフにプレゼントを作らせているのに、値段が高いっていう理由がわかりません。召使いを持っているなんて、あなたはとっても悪い人だ。」

「親愛なるジェレミーへ、君はなんて悪い子なんだ。今ある物で満足できないようだから、君の両親と話をして任天堂のWii Uを取り上げてもらうよう伝えておいたから。今、君には何もないよ。でも君が一度でも感謝することを学べば返して貰えるかもしれないよ。君にはがっかりだジェレミー。もし良い子リストに戻りたければ、今年は最高に良い子でいる必要があるからね。サンタより」

サンタクロースに成りすました両親はさらに感謝するようジェレミー君に伝えたが、それでも納得できないジェレミー君は最終手段としてサンタクロースに脅し文句を入れた手紙を書いたのだ。

「親愛なるサンタさん、僕の両親を使って卑怯な真似をすることは許さないからな。あなたは今、僕の悪い子リストに入ってる。気をつけたほうがいいよ。あなたは鈍くさそうだから簡単に殺されちゃうよ。来年のクッキーを楽しみにしているがいい。多分毒入りクッキーだから。死んじゃえばいい。ジェレミーより」

このジェレミー君の生意気で悪意に満ちた手紙に、コディさんの動画を見た人たちからは「面白すぎる」「ジェレミーったらガチじゃん」といった声があがり、多くの人に笑いをもたらした。

実はこの手紙の主であるジェレミー君は、米カリフォルニア州サンタバーバラに暮らすリサ・コールマンさん（Lisa Coleman）の息子で、手紙は2017年の12月に書いたものだ。当時のリサさんはジェレミー君の手紙をFacebookに投稿したところ、多くの人にシェアされることとなった。そして毎年のようにクリスマスがやってくるとジェレミー君の手紙がSNSに登場し、多くの人を笑顔にしている。

ちなみに2020年には、イギリスの9歳少女がサンタクロースに宛てた「欲しい物リスト」には「フランス旅行」や「生きたペンギン」などが並んでおり、なかなかの強欲ぶりが話題になっていた。

@koko_mink Jeremy was NOT playing about his Christmas!!! #greenscreen #christmas #santa ♬ original sound – Kodi Mink

画像は『Thought Catalog　2017年12月28日付「This Boy Didn’t Get Everything He Wanted For Christmas, So He Decided To Get Back At Santa With These Hilarious Letters」（Unsplash / rawpixel.com and Facebook / Lisa Coleman）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　MasumiMaher）