イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ウィリアム皇太子、ゴッドマザーが人種差別的発言で王室辞職「容認できない」と強く批判

レディ・スーザンから「あなたは、どの国から来たのですか?」と聞かれたと明かした。そして「あなたの国籍は? あなたの仲間はどこから来たの? アフリカのどこ出身?」と人種に関する質問を繰り返されたという。

ンゴジさんはこのような扱いを受けたことについて「人種差別です。根掘り葉掘りでした。長期にわたる人種差別です」と言い、「私達が女性に対する暴力に立ち向かうべき日に、人々の前で堂々と、このようなことが行われたのですから」と非難した。

この後もレディ・スーザンは質問に答えないンゴジさんに対し「出身地を言わせるのは難しいようね。最初にこの国に来たのは、いつかしら?」と執拗に続けたそうだ。

ンゴジさんが最終的に「私は英国国籍です。両親は1950年代にこの国に来ました」と言うと、レディ・スーザンは「おお、最後にはここに辿りつけると思ってたわ。あなたはカリブ人なのね」と返した。しかしンゴジさんは「いいえ。私はアフリカの血を引くカリブの血統で、英国の国籍です」と正したという。

ンゴジさんはこの際に「歓迎されていない」と感じたそうで、「英国にしか住んだことがないのに、英王室の人が来て、私は英国人ではないと言った。どう処理して良いのか分からない」と心情を述べた。

これを受け、バッキンガム宮殿は同日に声明を発表。「我々はこの件を極めて深刻に受け止めている」と述べ、レディ・スーザンが「傷付けたことに対して深く謝罪し、即刻名誉職から身を引くことを表明した」と辞職したことを伝えた。

同日にはウィリアム皇太子の広報担当者も声明で「人種差別は我々の社会に存在せず、これらの発言は容認できない」と強く批判。「該当者が退任したのは正しいことだ。あのような発言は受け入れがたいものであり、その人物が即刻身を引いたのは正しいことである」と述べた。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2020年8月15日付Instagram「We must not forget our responsibility to learn the lessons of the past,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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