藤本は「私と庄司と子供達!」とフリップに書いた。「『部屋とYシャツと私』みたいになってますけど…」と1992年に大ヒットした平松愛理の楽曲を持ち出して笑ってから、「デビューから20周年でいろんなお仕事をさせていただけて、本当にありがたいなと思っているんですけど、これからは家族をメインに旦那さんや子供たちと笑顔を大切にしながら自分を素直に出せていけたらいいなと思っています」と続けた。
またこの日、板垣李光人と貝印がコラボして製作したカートリッジ式メイクブラシ「マルチユーズブラシ」が初お披露目となった。これは昨年の「いい刃の日」に開催された貝印のイベントで板垣が「自分が欲しいもの」として発表したものが製品化された形だ。普段からメイクブラシの先が開いたり汚れると、まだ使える軸の部分まで捨てることに疑問を感じていた板垣が、SDGsの観点からもブラシの部分だけ交換できるメイクブラシが欲しいと提案していた。今回マットな質感にもこだわったという板垣だが、藤本も「スタイリッシュでかゆいところに手が届くというか…。普段も(メイクブラシを)使われるんですか?」と感心していた。こちらは来春発売予定とのこと。板垣は次回作として今度は「スタイリッシュで持ち歩いてもいいような金属のカッサ」が欲しいと希望している。
イベントでは他にもHat&Head-piece designerの日爪ノブキさんと貝印が共同開発中の縫製ハサミを紹介したり、8月10日「ハットの日」に優秀賞受賞者を発表した帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition」の最優秀賞と冨永愛賞を発表した。また貝印は翌9日から13日までGINZA SIXとのコラボレーション「特設展 美しきKAI Design展」を開催する。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)