人気歌手ビリー・アイリッシュ、エリー・ゴールディング、アニー・レノックスらが出席する。
式典のオープニングでは動物学者デヴィッド・アッテンボロー卿がナレーションを務め、女優でアースショット賞審査委員のケイト・ブランシェットが、昨年の受賞者を振り返るナレーションを担当する。
今年9月にエリザベス女王が崩御後、チャールズ3世が国王に即位し、ウィリアム王子(当時)が“ウェールズ公”の称号を引き継いだ。今回の授賞式はウィリアム皇太子となって以来初めて立つことになる国際的なステージだ。
そのこともあって王室関係者は「この授賞式は、皇太子にとって本年のスーパーボウルの瞬間となる」と表現しており、「彼は毎年このプラットフォームにより、地球の未来を救うために世界中で素晴らしい活動をする、最も影響力あるプロジェクトに光を当て続けることを楽しみにしています」と加えた。
授賞式の最終候補者には、使い捨てプラスチックの代用品として海藻や植物からパッケージを作るロンドンの企業「Notpla Hard Material」や、リサイクル不可能なプラスチック廃棄物を利用してカーボンゼロのコンクリートブロックを作る英ダラム州の企業「Low Carbon Materials」など15件の企業や団体が選ばれている。
プレゼンターを務めるラミは「今年のアースショット賞の15組の最終候補者達は、深い感動を与えてくれる。2022年の素晴らしい受賞者のひとつに賞を授与することを楽しみにしてます」と語っている。
画像は『The Earthshot Prize 2021年10月17日付Instagram「#TheDukeandDuchessofCambridge arrive for the #EarthshotLondon2021 Awards」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)