夫妻が米ニュージャージー州にある陸軍の「マクガイル・ディックス・レイクハースト統合基地(McGuire-Dix-Lakehurst army base)」を訪問。今年の記念日には、夫妻が運営する「Archewell(アーチウェル)」のホームページで「リメンバランス・デー」と題した写真とメッセージを掲載するなど、独自で戦没者を追悼してきた。
今回流出した写真は、白いシャツにネイビーブルーのスーツを着たヘンリー王子がアリゾナ記念館を案内されているもので、ブレザーの左襟には戦没者を偲ぶ赤いポピーのバッジをつけている。王子はガイドとみられる男性と話をしながら、海上に浮かぶ艦隊の一部を眺めていた。
周囲にメーガン妃や長男アーチー君(3)、長女リリベットちゃん(1)の姿は見られず、王子は単独で記念館を訪れていたようだ。
Twitterで写真を共有した人物は「サセックス公爵ヘンリー王子、ハワイのパールハーバー、アリゾナ記念館にて。王子はベテランズ・デーのために、この場所を訪れたようです」と記した。
するとSNSでは「素晴らしい行い」「よくやった!」「ヘンリー王子の心から、軍隊への奉仕と献身の気持ちは消えていない。良いことだ」と称賛の声が寄せられた。
その一方、「海外で公務をする王族気取りするのを止めて、自分の人生を歩むべき。成長して!」「サプライズ訪問では、いつも便利なカメラマンがいるのね」「前向きに生きて、家族との時間を楽しんでほしい」といったコメントも見受けられた。
ヘンリー王子は英国で10年間軍隊に所属し、アフガニスタンの最前線に2度派遣された。2014年からは負傷軍人の国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」を主催している。王室離脱後に軍の称号などを剥奪されたため軍服を着ることはできないが、メダルをつけることは許可されている。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)