ダイアナ妃を妻に選んだ理由をこう説明した。
「彼は、王位継承権順位の1位である者は貴族階級でバージンの人と結婚する必要があると理解していました。カミラは貴族階級でしたが、最高レベルではなく結婚歴もありましたから。」
チャールズ皇太子(当時)は1981年にダイアナ妃と結婚したが、その後も既婚のカミラ夫人(当時)との不倫関係は続いた。夫人は1995年に離婚し、皇太子とダイアナ妃は翌1996年に離婚。1997年にはダイアナ妃が事故死した。
出会いから35年後、チャールズ皇太子とカミラ夫人(ともに当時)は2005年2月に婚約発表し、同年4月にウィンザーのギルドホール(市庁舎)で民事婚を挙げ、聖ジョージ礼拝堂で祝福儀式を執り行った。
しかしこれ以来、カミラ夫人(当時)は世間から悪いイメージで描かれることが多く、ダイアナ妃とチャールズ皇太子(当時)の破局の原因として非難されてきた。
『ザ・クラウン』のシーズン4では、当時のカミラ夫人とチャールズ皇太子、ダイアナ妃による三角関係が描かれている。
物語は歴史的な出来事をベースにしているが、多くの場面がフィクションで構成されている。しかしこういったシーンから影響を受けた視聴者が激怒し、配信後にはネット上に悪質なコメントが殺到してしまった。そのためクラレンスハウスの公式SNSはコメント欄を制限する事態になっていた。
画像2枚目は『Clarence House 2022年6月3日付Instagram「Thank you, Your Majesty, for 70 years of unwavering and dedicated service 」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)