シカを追っていたはずが、ピューマ(マウンテンライオン)に追われる立場になっていた…。そんな恐怖の瞬間を捉えた動画がInstagramに投稿され話題となっている。男性は右手で銃を構え、左手で携帯電話を持って動画を撮影したという。『Field & Stream』などが伝えた。
米ユタ州出身のジャレド・エリクソンさん(Jared Erickson)は今月9日、アイダホ州南東部で大型のアメリカアカシカ(ワピチ)狩りをしていたところ、背後にピューマの気配を感じてカメラを回した。
動画ではまず、茂みの中をゆっくりと近づいてくるピューマと、それを狙うジャレドさんの銃が映し出される。
ジャレドさんは銃を持ったまま後ずさりをし、ピューマとの距離を何とか保とうとしているが、息遣いは荒く緊迫感がヒシヒシと伝わってくる。
一方のピューマは獲物を襲うタイミングを見計らっているようで、ジャレドさんが「下がれ」と声を上げても一向に怯む様子はない。それどころか両者の距離は少しずつ縮まり、ピューマが凄まじい形相でジャレドさんを睨みつけているのが見て取れる。
そしてピューマがまさに飛び掛かろうとしたその瞬間、ジャレドさんは1発目を発砲したが弾は外れ、ピューマは身を翻して逃げ切っている。
するとジャレドさんは、茂みの中から様子をうかがうピューマに2発目を発砲、しかし左手に携帯電話を持っているせいか、弾が当たった様子はない。
こうして2度も難を逃れたピューマはその後、ゆっくりと茂みを移動し、