毎週金曜日にはクラウドファンディングサイト「GoFundMe」で犬たちへの支援を募る活動を行っている。
この金曜日の慣例は、2016年に車いすを必要とする1匹の犬へのクラウドファンディングの呼びかけからスタートしたそうで、500ドル(約7万1000円)の目標額に対し、投稿から45分後には700ドル(約10万円)もの支援が集まったことがきっかけだったという。
注目を集めるアカウントだからこその宣伝力と犬好きなフォロワーたちにより、“WeRateDogs”は2020年には130万ドル(約1億8500万円)もの支援金を獲得したそうだ。また“WeRateDogs”やマットさん自身からの個人的な支援金や貢献活動が行われていることも明らかとなっている。
“WeRateDogs”による支援活動が大きく成功した理由について、マットさんは以下のように考えているという。
「我々がこれほどまでに成功した理由の一つは、見ている人たちが支援が必要な犬たちの情報を信頼してくれたこと、そして私を信頼してくれたことだと思います。」
「毎週金曜日に投稿し、視聴者に慣れてもらうために続けたことが成功につながった要因でしょう。」
そんな“WeRateDogs”で実際に取り上げられた犬たちをご紹介したい。
#1 彼の名前は“タカ(Taka)”です。2018年に家が火事に見舞われ、深刻な火傷を負いました。タカは奇跡的な回復を遂げ、彼の命を救った獣医師のもとに引き取られました。タカは今、火傷の傷病ケアや治療を行う地域の医院にてセラピードッグとして働いています。10点満点の14点!
#2 こちらは“アテナ(Athena)”です。列車にはねられ、両前足を失いました。これは彼女が新しい義足で歩いた時の最初の一歩を踏み出す様子です、私たちはこの上ない喜びを感じています。10点満点の14点! 君はがんばっているよ、アテナ。
#3 こちらは“ドン・ペペ(Don Pepe)”です。彼には指がないからこうやって(舌で指すんだ)。どうか、右を見てやって。10点満点の13点! #土曜日の老犬
#4 僕たちが採点するのは犬だけです。この生き物はハーフブルドッグ、ハーフ半ズボン男だ。ケンタウロスの遠い親戚みたいなもんだな。フルドッグ(完全なブルドッグ)だけ送ってくださいね。どうも… 10点満点の12点!
#5 彼は“ベアー(Bear)”。サボテンのおもちゃの一部を飲みこんじゃって、厄介な状況になってしまったんだ。僕たちはおもちゃを取り除く手術代を支援したんだ、すぐに良くなることを願っているよ。10点中の13点!
画像は『WeRateDogs(R) 2022年8月31日付Twitter「This is Leo.」、2022年6月16日付Twitter「This is Taka.」、2022年6月15日付Twitter「This is Athena.」、2022年9月4日付Twitter「This is Don Pepe.」、2022年9月3日付Twitter「We only rate dogs.」、2022年8月20日付Twitter「This is Bear.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)