任務についての思いをこう述べた。
「エリザベス女王の葬儀というこの国の歴史的な瞬間に立ち会えることをとても誇りに思っています。それは常に名誉と喜びです。チャールズ国王は国家元首として、そして英連邦のために仕事をするという大きな責任があります。私は英王室を本当に尊敬しています。」
また現地時間13日、女王陛下の棺がエディンバラからバッキンガム宮殿に向かった時も、ペニーはノーソルト空軍基地周辺で群衆を整理するため特別巡査の任務を果たしたそうだ。
昨年10月、ロッドは米メディア『People』にペニーが特別巡査になるという目標に向かって8か月間訓練に取り組んだことを明かしており、妻の仕事についてこう説明していた。
「ペニーはパートタイマーで週に1日、ロンドン市内のタワーブリッジをパトロールしているんだ。パトロールだけじゃなく、彼女は(犯人を)逮捕もするし、前線にも出るし…タフだね。ペニーの身長は約188センチ(実際の身長は185センチ)あるから、大きなブロンドと言い争うなんてとてもできないよ。」
ロットによるとペニーがこの仕事を引き受けたのは、セレブが警察官と一緒にパトロールに出かけるリアリティ・テレビ番組シリーズ『Famous and Fighting Crime』に出演したことがきっかけだったそうだ。なお英メディア『Daily Mail Online』によると、同番組の撮影中にペニーは麻薬の売人と対峙し「刺すぞ」と脅されたこともあったという。
ペニーを応援しているロットは、妻の仕事への熱意をこのように述べた。
「ペニーはすっかり警察の仕事に夢中になり、とても気に入ったようです。ペニーが言った一番素敵な言葉は“この街に恩返しをしたい。大好きな街、ロンドンを見守り続けたい”でした。」
特別巡査のペニーは、これからも大好きなロンドンと市民を見守るためパトロールを続けることだろう。
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)