故エリザベス女王の棺がスコットランドを発ち、バッキンガム宮殿に到着した。当日は雨にもかかわらず多くの群衆が集まり、拍手と歓声でロンドンに戻って来た女王を迎えた。
現地時間13日、スコットランドの首都エディンバラからエリザベス女王の棺を乗せた王立空軍輸送機グローブマスターC-17機が飛び立った。
空軍機は午後6時55分、ロンドンのヒリンドン地区にあるノーソルト空軍基地に到着。女王の娘アン王女と夫のティム・ローレンス副提督、英リズ・トラス首相とベン・ウォレス国防長官らが出迎えた。
その後、棺は機体からゆっくりと運び出され王室専用霊柩車に移動すると、バッキンガム宮殿へと向かった。この様子は上空からヘリで撮影され、英国のTVで生中継された。
女王の棺を乗せたのは、「ジャガー・ランド・ローバー」を改造した特別霊柩車だ。弔問客から棺が見えるようサイドとバックに広い窓を設け、屋根もガラス張りにしたシースルーのデザインだ。内部には、棺を照らす3つのスポットライトも装備している。
ノーソルトからロンドン中心地へと向かう高速道路では、