サイドにサラダを置くことを注文しており、特に2~3分加熱しただけのゆで卵が大好物だったためサラダには必ず添えていたそうだ。
しかし短時間に加熱しただけのゆで卵は極端に柔らかく途中で割れてしまうため、一度に数個のゆで卵を作っていた。
ようやく皮をむいたゆで卵はレタスなど葉物の下に隠して配膳するようにと注文され、それらがテーブルに届くと皇太子(当時)は卵をつぶしてサラダの葉物と混ぜ、マヨネーズ状にして食していたという。
またチャールズ皇太子(当時)が祝宴に出席する際には、王室御用達の老舗塩メーカー「マルドン」の塩の容器とお気に入りのクッションを持参し、必ずテーブルの上に置いていたそうだ。
グラハム氏は「チャールズが座る場所は、すぐに分かります。なぜならテーブルには彼が持ってきた小物が必ず置いてありますから」と話している。
チャールズ皇太子(当時)は1時間以上座ると腰が痛み出すため、腰痛を和らげるためにお気に入りのシルクのクッションを持ち歩いていることを英メディア『Daily Mail Online』が過去に伝えていた。
王室の元シェフ、キャロリン・ロブ氏は同メディアの取材に応じ「彼は自分の食べ物を持ち歩くのが好きでした。忙しい時に、腹痛を起こすというリスクを冒したくなかったのです」と話している。
画像は『Clarence House 2019年7月29日付Instagram「In Caithness, Scotland, today The Duke of Rothesay toured @wolfburn_whisky, the most northerly whisky distillery on the Scottish mainland, originally opened in 1821.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)