アンドルー王子と同じ扱いは受けられなかったようだ。
エリザベス女王は2020年1月にサンドリンガムで会議を開催し、ヘンリー王子夫妻が王室離脱後には12か月の移行期間を設け、期間終了後は再度会議で検討するとの結論を出していた。
しかし2021年2月には、最後の決断に至る前に王室メンバーが夫妻と会話をし、2人が保持する軍の名誉称号や役職などを返上することに決まったと報じられた。
王室伝記作家のヒューゴ・ヴィッカーズ氏(Hugo Vickers)は、13日に人気番組『Good Morning Britain』にゲスト出演し、ヘンリー王子だけが軍服を着ることが許可されない理由について次のように説明した。
「物事は変化します。しかし忘れてはならないのが、ヘンリーは1年間さまざまなポジションに留まり、自分のやりたいことを決めるというオプションが与えられていたということです。」
「その後、彼はカリフォルニアに留まることにしました。カリフォルニアに住み、日常的にジーンズをはくような男性は英国海兵隊の大将にはなれませんからね。両方は無理なんです。その場にいて、姿を見せなければならないのです。」
今回の報道を受け、サセックス公爵の広報担当者は同日、英『ITV News』の取材に対して次のように述べた。
「ヘンリー王子は祖母を称えるイベントの期間中、モーニングスーツを着用する予定です。王子の10年にわたる軍務は、彼が着用する制服によって決まるものではありません。エリザベス2世女王陛下の生涯と遺産に焦点を当て続けるよう、謹んでお願い申し上げます。」
画像2枚目は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年11月10日付Instagram「Today, The Duke and Duchess of Sussex joined Her Majesty The Queen and members of @TheRoyalFamily at the National Service of Remembrance at the Cenotaph to commemorate and honour the men and women who have lost their lives in conflict.」」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)