エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】香川照之、昆虫の凄さ力説「すべての動物を同じ大きさにしたら、勝つのは…」

「採りに行きたい虫がいるので…」と昆虫採集を計画しているという。「昆虫が目に触れるものとして出てくる夏は2か月ぐらいしかありませんから」と夏は香川にとって貴重な季節のようで、子供の頃も「虫採りはずっとしていたんですけど、採れた虫より採れなかった虫の方が思い出に残るんですよね。人間、失敗の方が成功より思い出に残るんだな」と振り返った。

そんな香川は「今年はアオスジアゲハの羽化に特化して、東京中のクスノキを見上げました。あの人、おかしいなと思われていたと思うんですよ。クスノキの前に止まっている人、普通いませんから。じーっと見るわけですよ」と目線を上にその様子を再現した。

イベントでは来場者が体験できる企画を香川が実演。トンボの複眼体験では香川が専用メガネをかけて「昔の万華鏡みたいな形でトンボってこうやって見えているんだということです、動体視力が強いんですよね」と説明し、オオクワガタになれるバルーンをかぶったり、「ハナカマキリのマントを着ると擬態が味わえる。どこにいるのか分からない」などと施設のポイントを紹介したりした。

トンボの複眼体験ができるメガネをかけた香川照之

その香川は長年昆虫を見続けてきたため環境問題を実感しているという。「いなかった昆虫がいたり、いた昆虫がいなくなったり。そのことをなんとかこのグラウンド(施設)だったり、絵本だったりに落とし込んで環境の話を伝えられたら」と思いを口にした。「昆虫の視点から環境のことを考える、日本の四季のことを考える―というところまでをコンセプトにしています」という香川は「昆虫をきっかけにいろんなことを学んでもらえたら」と期待を寄せた。

『INSECT PARK』オープニング記念イベントにて香川照之

『INSECT PARK(インセクトパーク)』はiTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ(東京都世田谷区)にて7月16日から8月2日までオープン。事前予約が必要で、90分入替制となる。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

子供たち3人が遊びに来た

楽しそうに遊ぶ子供

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