2頭の犬は事故発生後にサウスヨークシャー州警察によって連行され、殺処分されたそうだ。
ちなみにジョアンさんを襲ったアメリカンブリーは、闘犬として有名なピットブルからどう猛な性質を排除することで家庭犬として飼いやすく改良された犬種だ。それにもかかわらず、英国ではこれまでも同じ犬種による事故が多数発生しているため世間からは飼育禁止を訴える声が続々とあがっている。
「こんな凶暴な犬を飼いたいと思う人の気持ちが理解できない。この犬種による攻撃は増えているのだから飼育は禁止されるべき。」
「危険な犬種と分かっていながら飼っていたのだから自業自得。」
「これまでも同様の事故が起きている。飼育しやすいように交配してもどう猛であることは変わりない。」
「この犬種はペットには向かない。ヨークシャー・テリアに襲われた話なんて聞いたことがないもの。」
「政府が動く前にあと何人の人が命を落としたり、傷つけられたりしなければならないのだろうか。この種の犬は一刻も早く追放されるべきです。」
地元ロザラムで生まれ育ち、多くの人から慕われていたというジョアンさん。彼女が20年間暮らしてきた自宅の前には連日たくさんのカードや花、風船などが手向けられており、そこには娘エルさん(Elle、24)と息子のディロンさん(Dillon、19)が綴った「ママ大好きだよ。会いたいよ」というメッセージも添えられている。
画像は『Metro 2022年7月17日付「Mum-of-two, 43, killed by XL Bully dog that ‘suddenly snapped’ is pictured」(Picture: Ben Lack-YappApp)』『The Mirror 2022年7月18日付「Huge dog that mauled mum-of-two to death was ‘driven mad by extreme heat’」(Image: CHRIS NEILL)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)