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writer : ac

【海外発!Breaking News】尻尾をかじり共食いする餓死寸前のライオン、劣悪な環境の動物保護施設が閉鎖へ(メキシコ)<動画あり>

家賃が未納で約660万円(40612ポンド)もの未払い金があることを明かしており、「オーナーは多額の寄付金を動物のために使うことなく、脱税をしていた。生まれた子供をバイヤーに売っていたが、成長すると問題が生じ、再び施設に戻されるという悪循環が続いていた。動物たちは十分な餌がなく共食いも起きていた」などと説明した。

施設内部を捉えた動画は衝撃的で、骨と皮で立つことができなかったり、尻尾がないライオンなどが映し出されており、ヤエルさんは「水が不足し、餌を保存する冷蔵庫がないためウジがわいた鶏を与えていた。生まれた子の中には遺伝的な要因で1年以内に死んでしまう個体も多く、弱っても獣医の診察はなく放置されていた。毎日動物たちが死んでいき、数百頭がどこかに消えてしまった。行き先はわからない。これはホラー」と訴えていた。

なお一部メディアは「エドゥアルドさんが姿を消した」と伝えているが、本人はSNSを更新し「ここ2年半はコロナ禍で寄付が70%も減りやりくりが難しくなった。BJWTが保護したのは虐待を受けたり、年を取ったりした動物たち。そのことを忘れないで欲しい。私が動物を愛しているのは今も変わらない。寄付金には一切手を付けていない」と反論している。

尻尾をかじってしまったライオン(画像は『The Daily Star 2022年7月9日付「Hungry lions left to eat their own tails as cruel zoo owner goes on the run」(Image: Newsflash)』のスクリーンショット)

ちなみにエドゥアルドさんの投稿には「あなたを信じている」「毎月寄付を続けてきた。負けないで」「動物たちを取り戻して欲しい」という応援の言葉が届く一方で、次のような非難の声も寄せられた。

「スタートは高い志があったのだろう。でも苦しかった時にどうして助けを求めなかったのか。動物に苦しい思いをさせたのは間違いなくあなただ。」
「多くの間違った選択をした結果だ。あなたは噓つきだ。」
「資金不足だからといって、動物を餓死寸前のまま苦しませ放置したことは間違っている。」
「動物園から保護した動物が、再び動物園に戻されるなんて皮肉な話。もともと400頭も保護すること自体に無理があったのでは?」
「動物たちの骨と皮の姿が全てを物語っている。あなたは愛する子供たちを見捨てたんだ。」
「私がフォローしてきた動物たちはどこにいったのか? 真実が明らかになる日はきっとくるだろう。」

画像は『The Daily Star 2022年7月9日付「Hungry lions left to eat their own tails as cruel zoo owner goes on the run」(Image: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

骨が浮き出て立てなくなったライオン(画像は『The Daily Star 2022年7月9日付「Hungry lions left to eat their own tails as cruel zoo owner goes on the run」(Image: Newsflash)』のスクリーンショット)

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