「回避・制限性食物摂取症(ARFID)」と診断された。これは極度の偏食だったり、食べることを拒否することで体重減少や栄養不足などに陥る障害で、デイヴィッドさんは当時のアンディさんについて次のように述べた。
「アンディさんが1日約10リットルのペプシを飲んでいたことを知り、恐ろしくなりました。糖質依存ではそれまで耳にした中で最も重症で、肥満で呼吸をするのもつらそうでした。ペプシを過剰摂取することは主要臓器への負担が大きく非常に危険であり、アンディさんの治療は急を要しました。」
こうしてアンディさんはオンラインで40分の催眠療法を受け、驚くことにそれ以来、ペプシには一度たりとも手をつけていない。
「デイヴィッドが私に何を言ったのかは分からないけど、治療が終わるとペプシを飲みたいと思わなくなった。その代わりに水やヘルシーな飲み物を飲むようになり、体重も減って健康的になった気がするよ」と語るアンディさん。実は冷蔵庫には治療前に飲もうと思って買ったペプシ2缶が入ったままだそうで、このように続けた。
「あのペプシは1か月も冷蔵庫に入れたままだけど、今後も飲むことはないだろうね。妻のサラ(Sarah、39)には肌の調子がよくなったと言われたし、自分でも以前より活力があるのを感じるんだ。」
なお最近のデイヴィッドさんはというと、ウォーキングを楽しみ、この夏は標高1085メートルのスノードン山にサラさんと登る計画を立てているという。
ちなみにこのニュースには、「20年も一日中ペプシを飲んでいてよく歯がやられなかったね」「年よりもかなり老けて見えるし、顔色が悪い。健康状態をチェックしてもらったほうがいい」「砂糖は毒だよ」「まだお酒でないだけ良かったかも」「ペプシをまとめ買いすれば、もっと安いはず」「たった40分で治療できてしまったところがすごい」「これからの人生を楽しんで!」といったコメントがあがっている。
画像は『New York Post 2022年6月16日付「I drank 30 cans of Pepsi a day for 20 years ― at a whopping $8.6K annually」(Matthew Lofthouse / SWNS)』『The Mirror 2022年6月16日付「Man hooked on Pepsi drank 30 cans EVERY DAY for 20 years costing him £7,000 a year」(Image: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)