エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】<吉村崇インタビュー>スタッフから「マウント取られる」 予想の斜め上をいくグルメ番組続投もいまだ一品も食べられず

「僕らが知ってるにわかな知識じゃない。たとえば東京のスタッフさんからしたら、北海道だったら特産品の魚介や野菜を思い浮かべる。でもそれを覆してくる。予想を裏切ってそれを超えてくる。この番組でないと発見できない」と舌を巻く。また番組の魅力はグルメそのものだけでなく、運転手や店主らの人間ドラマにもあるが、吉村は「僕だったらあそこまでのストーリーを引き出せない。意外とずぼらで野蛮なスタッフがぐいぐい行くのでいい攻め具合だと思いますよ(笑)。その人の人生まで観ることができる」と番組スタッフの取材力には信頼を寄せているようだ。

番組スタッフの取材力に太鼓判の吉村崇(C)テレビ東京

しかしいささか不満もあるようで、同番組はグルメ番組でありながらスタジオで見守る吉村や3時のヒロインらは一品も口にすることができない。美味しそうなグルメの数々を視聴者と同じく目や耳で堪能するわけだが、吉村は「(特番の)ゲストで土屋太鳳さんが来てくださったんですが、一品も出なくて、恥ずかしくて。でも土屋太鳳さんの差し入れはみんな食べるんですよ」とこぼす。さらに「現場にロケに行ったディレクターさんが『自分食べたんですけど。食べてないんですか?』って空気出してきてマウント取られるんですよ。ちょっとイラっとしますね」とぼやいた。

絶品グルメを食べられないと嘆く吉村崇(C)テレビ東京

日頃の店探しは知り合いからの情報を頼りにするそうで「オリラジの慎吾は結構食通なんですよ。早くから売れて先輩に可愛がられてきた人間ですからね」とオリエンタルラジオの藤森慎吾の名前を挙げた。自身が食事に案内する際には「いくつか選択肢がありますね。肉だったらここ、お寿司だったらここ…。異性と行くときは個室のお店ですね。味よりも空気を優先します」と明かす。

やる気を見せる吉村崇(C)テレビ東京

そんな吉村はグルメについて「年々興味を持ってきますね。歳を重ねると美味しいものを食べたくなるし、あと何回食べられるんだろうって食事の回数を数え始めるんですよ。そうなると一発一発に重きを置きたい」と意気込む。レギュラー番組ではどのような絶品グルメが、スタジオの吉村らを唸らせ、食べてみたいと困らせるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

紹介された絶品グルメを食べたそうな表情の吉村崇(C)テレビ東京

ハンドルを握る(?)吉村崇(C)テレビ東京

特番からのレギュラー化に喜ぶ吉村崇(C)テレビ東京

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