気合を入れて“結婚式”のようにゲストを大勢招き、賑やかなパーティーを開いているそうだ。それには大きな理由があり、「わたしは子どものころ家族にお誕生日をお祝いしてもらったことが一度もなくて、それがすーごく寂しかったから」とインスタグラムで振り返っている。この話をすると「一度も?」と驚かれるそうだが、「本当だから仕方ない笑」とのことだ。
彼女は『わたしが幸せになるまで 豊かな人生の見つけ方』(2021年5月)のエッセイの中で、大変経済的に苦しい家庭で育ち、電気や電話が止められることも珍しくなかった―と綴っている。しょっちゅう借金取りが来るので母親は居留守を使い、「お母さんは今、いません」と玄関先で言うのが自分の役割だったそうだ。12歳でスカウトされてから芸能界入りし、瞬く間に売れっ子モデル、そして女優としても映画デビューを果たすが、その稼ぎのほとんどは両親が散財していたという赤裸々な告白が、当時は大きな反響を呼んだものだ。
このエッセイを読んだ方から「これまでの苦労があったから掴んだ幸せは、ひなのさんの努力以外の何物でもないです! どうかずっとお幸せに!」「ひなのちゃんの子どもの頃のお誕生日は辛い思い出が多いかもしれないけど、今その分幸せなお誕生日のお祝いが沢山出来てるから最高だね」とのコメントが寄せられ、また「私も両親に一度も祝ってもらった事ないです。同じですねー。今まで恥ずかしくて人に言えなかったけど、勇気出ました!」「私も同じです。与えられたかった事。我が子に、その想いを与えられた時に、自分の想いも解消されるんだなと思いました。幸せは作れますね!」と、吉川ひなのの思いがよく分かるという声も見受けられた。
画像は『HINANO 2022年1月31日付Instagram、2022年4月6日付Instagram「娘へお祝いメッセージをたくさんありがとうございます」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)