現地時間3月27日、俳優ウィル・スミス(53)が第94回アカデミー賞授賞式の壇上でプレゼンターのクリス・ロック(57)を平手打ちし物議を醸したばかりだが、米フロリダ州ではその前日、高校生の陸上競技大会でランナーがレース中に後ろから頭を殴られる事件が発生した。『TMZ』『RT』などが当時の衝撃的な映像とともに伝えている。
事件が起きたのは先月26日、フロリダ州オセオラ郡キシミーで開催された陸上競技大会「トポカライガ・タイガー・インビテーショナル(Tohopekaliga Tiger Invitational)」の1600メートル走の競技中で、ランナーが殴られ転倒する様子はカメラに収められていた。
映像では、黒のユニフォームを着た男(以下、B)が、白と赤のユニフォームを着て先頭を走るランナー(以下、Aさん)に後ろから全速力で近づくのが見て取れ、その後Aさんの頭部を右手で思い切り殴っている。
Bはそのまま駆け抜けて姿が見えなくなるが、殴られたAさんはその場で倒れて動けなくなっており、周りからは悲鳴や「オー! ノー!」「なんてこった!」「あり得ないだろ!」といった罵声があがっている。
目撃者によると、Bは1600メートル走に参加しておらず、競技中にトラック内に突っ立っていたことでAさんに退くように怒鳴られたという。
しかしBはその場を去るどころか、