バスケなど接触が激しいスポーツでケガはつきものだが、度が過ぎた行為を捉えた動画がアメリカで物議を醸している。15歳の少女が相手選手から渾身のパンチをお見舞いされ、床に倒れ込むショッキングな映像には「相手は逮捕されるよね?」など殴った選手に対する批判の声が相次いだ。『New York Post』などが報じた。
今回被害を受けたのは、ローリン・ハムさん(Lauryn Ham、15)。今月7日に米カリフォルニア州南部ガーデン・グローブで行われた、13歳から16歳で構成されるユースチームによるバスケットボールの試合中の出来事だった。
物議を醸している映像は、黒っぽい色のユニフォームを着たチームが攻めている場面から始まる。画面手前に現れた15歳の選手がパスを受けると、スリーポイントシュートを放った。
ボールを放ったのとほぼ同時に、白いユニフォームを着たローリンさんがディフェンスのために近づいた。するとシュートを放った選手が着地後にバランスを崩し、後ろにいたローリンさんを巻き込む形で倒れた。
2人は倒れたがファールなどで試合が中断されることはなく、ボールはローリンさんのチームに渡り攻守逆転した。ローリンさんと相手選手はそれぞれすぐに立ち上がり、ゆっくりと並ぶようにしてボールの方へ歩き出した。
ところが次の瞬間、