犬の飼い主に対する忠誠心はこれまでにも数々の感動エピソードを生んでいるが、このほどペルーに住む女性が出会った犬も飼い主との深い絆があったようだ。犬は浜辺に佇んで沖合をじっと見つめていたが、女性はその理由を知った途端に涙したという。『The Dodo』『Wamiz』などが伝えている。
ペルー在住のジョシー・メヒアさん(Josie Mejía)が2月27日、Twitterに投稿した写真が多くの涙を誘っている。そこには浜辺に佇む1頭の犬の姿があった。『The Dodo』によると当時、ジョシーさんは家族と一緒にプンタ・ネグラの小さな海水浴場を訪れていたそうだ。
ジョシーさんは浜辺に座って沖合をじっと見つめている犬に気づいた。犬は首に真新しいリボンがつけられており、毛並みも綺麗だったことからジョシーさんは「飼い主が近くにいるのだろう」と思っていた。犬はとてもフレンドリーで、ジョシーさんは犬を撫でながら飼い主が戻るのを待つことにした。
犬はジョシーさんに撫でられるのを喜んでいる様子だったが、その間も視線はずっと海の方を向いたままだった。しばらく犬と遊んでいたジョシーさんだが、飼い主が現れる気配がなかったことから捨て犬と判断し、犬を引き取ろうと思ったそうだ。ところが近くを通りかかった地元の男性に「この犬のこと知ってますか?」と尋ねたジョシーさんは、