すでに亡くなっているのが発見されたという。
テイラーの訃報発表後、ボゴタにあるホテル前には報道陣が駆けつけ、集まったファンがキャンドルを灯していたが、多くの人がショックを受けた様子だったそうだ。
テイラーは1972年に米テキサス州のダラスで生まれ、カリフォルニア州ラグーナビーチで育った。英バンド「クイーン」のロジャー・テイラーや「ポリス」のスチュワート・コープランドなどの影響からドラムに興味を持ち、10歳の時に近所のガレージでドラムキットの前に座った時から音楽人生がスタートした。
その後バンド活動を始め、カナダ人シンガーソングライター、アラニス・モリセットのツアーバンドに参加。1997年には、フー・ファイターズのオリジナルメンバーだったウィリアム・ゴールドスミスの脱退後、バンドに加わった。
テイラーはバンド3作目のアルバム『ゼア・イズ・ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ(原題:There Is Nothing Left To Lose)』(1999年)を皮切りに、8枚のスタジオアルバムに参加。最初の2枚のアルバムのストレートなハードロックから、よりメロディアスなスタイルへとバンドサウンドを進化させた。
エネルギッシュなドラミングと親しみやすい人柄で多くのファンから愛され、プライベートでは妻アリソンさんとの間にオリバーさんとアナベルさんという2人の子供がいる。
画像は『Foo Fighters 2022年2月17日付Instagram「Don’t miss the #QuestAfterShow!」、2018年10月14日付Instagram「Oh hey, St. Louis!」』『Foo Fighters 2022年3月26日付Twitter』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)