エリザベス女王(95)が、このほどウィンザー城で対面式公務を行った。現地時間10日にはチャールズ皇太子の新型コロナウイルス感染が判明したため、接触があった女王は健康状態を観察されていた。杖をつきながら立つ女王の姿に、王室ファン達からは「ずいぶん痩せたみたい」「弱々しく見える」といった体調を案じる声があがっている。
エリザベス女王が現地時間16日、国防長官を退任した英海軍ジェームズ・マクレオド少将(Rear Admiral James Macleod)や次期国防長官となる英陸軍・海兵隊のエルドン・ミラー少将(Major General Eldon Millar)とウィンザー城の居間で対面した。
今月10日には女王の長男チャールズ皇太子が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示し、14日には皇太子の妻カミラ夫人も感染したことが発表され、夫婦ともに隔離生活を送っていた。
女王はチャールズ皇太子の陽性結果が出る2日前に対面していたため、しばらく健康状態を観察されていた。バッキンガム宮殿は女王の検査結果を明らかにしていないが、王室情報筋は女王に新型コロナウイルスの症状などは出ていなかったと英メディアに伝えている。
この日、女王はウィンザー城にある豪華な居間でマクレオド少将とミラー少将を迎えた。グリーンの柄入りドレスを着た女王が杖をつきながら立っていると、