ウェールズへの敬意を表した。
さらに夫妻は、ウェールズ南東部にある町ブレナヴォン(Blaenavon)の「ブレナヴォンHWB」にあるユースクラブを訪問。地域密着型の青少年センター内で、伝統的なウェルシュケーキ作りのお手伝いをした。
ウィリアム王子は生地を丸めて切る作業をしていたが、周囲の人達に「僕はここで、大きなプレッシャーを受けている。僕の料理を批判しないでほしい。恐ろしいほど間違う可能性もあるからね」とジョークを飛ばした。
その様子を見ていたキャサリン妃が生地の薄さを指摘すると、王子は「あそこにある生地は、ちょっと薄いかもね」と言った後に全体を見比べ、「もしかしたら、全部薄めだったかも」と言い直した。
しばらくすると妃はオーブンの前に行き、ケーキを焼いていたリビーさん(Libby、16)と会話しながら、ケーキをひっくり返す作業を手伝い始めた。
その後、夫妻は共にカーキ色のジャケットに着替え、ランベザリン(Llanvetherine)にある「パント・ファーム」へと向かった。農場を経営するヨーマンズさん(Yeomans)夫妻はヤギのミルクを生産し、過去20年間にわたり地元のチーズ製造業者に供給している。
納屋に入ったウィリアム王子とキャサリン妃が生後5週の子ヤギを撫でると、1頭が王子の指を熱心に吸い出した。すると王子は「おお! 僕の指をしっかりとつかまえたよ。少しばかり大きめの奥歯が生えてるね」と笑いながら話した。
画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2022年3月1日付Instagram「It’s great to see the benefits first-hand that local businesses receive through their communities here in Wales this #StDavidsDay.」、2022年3月1日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)