指輪に刻まれていたイニシャルが夫妻のものであることから持ち主を特定できたそうだ。
「当時住んでいた家と土地を賃貸に出しているのですが先日、借主である女性からゴールドの指輪を見つけたと電話があって。アランが取りに行ったところ、60年以上前に私が失くした指輪だったんです。それは敷地内の砂利道で発見されたそうですが、私が住んでいた頃にはそんな道はありませんでした。彼女は車を停めた時に落ちているのを見つけたと話していたので、きっと地面に埋まっていたのでしょう。」
そのようにモニカさんは語っており、一方でアランさんは「今振り返ってみると、あの場所には物干し竿があったことを思い出しました。モニカが洗濯物を干している時に失くしたと考えるのは理にかなっています。指輪が見つかった今なら分かるのに、当時は考えつかなかったんですよね」と明かした。
「まさか見つかるとは思わなかった…」とも話すモニカさんは、大切な指輪との再会に感激し次のように述べている。
「あまりにも長い間見つからなかったので別の指輪を買ったのですが、60年以上経ってから見つかるなんて…。もう絶対に失くしません。この指輪の上にもうひとつ指輪を重ねて落ちないように保護することにします。」
画像は『BBC 2022年3月5日付「Jersey woman reunited with wedding ring after 60 years」』『The Mirror 2022年3月7日付「Woman reunited with missing wedding ring which she lost more than 60 years ago」(Image: CASCADE NEWS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)