警備会社も経営しているアヴァターさんが番犬として飼っており、基本的には作業時間外で人のいない建築現場の警備を行っていたという。しかしこの事件が発覚する2週間前から麻薬探知犬としての訓練を開始したといい、その訓練の成果が短期間で現れたのだ。
アヴァターさんは「そこには何百、何千という大麻の苗があったはずです。ランボーは賢い犬で、本物のランボーでさえあれだけの量の大麻を嗅ぎつけることはできなかったでしょうね」とアクション映画のキャラクターである“ランボー(Rambo)”を引き合いに出してコメントしている。
この件で逮捕されたのはアルバニア出身のレナード・デマ(Renald Dema、21)、アリ・ホジャ(Ali Hoxha、29)、ジュリアン・ジャク(Juljan Jaku、24)の3人で、今月2日に裁判が行われた。検察官のニール・バニスターさん(Neil Bannister)は法廷で「10~12センチに成長した大麻の苗が入った布製のバケツが、1993個並んでいました」と詳細を明かしている。レナードら3人は犯行を認めており、フィリップ・ヘッド裁判官(Philip Head)はそれぞれ2年3か月、2年9か月、2年6か月の有罪判決を言い渡した。
レスターシャー州警察のロス・ディモック警部(Ross Dimmock)は「今回の発見は非常に大きなものでした。3人の逮捕に繋がっただけではなく、100万ポンド(約1億5600万円)以上の大麻が社会に出回るのを防ぐことができたのです」とランボーの功績を称えている。
画像は『The Sun 2022年2月4日付「AMAZING TAIL Drugs gang caged after dog named Rambo sniffed out their £1.4m cannabis factory」(Credit: News Group Newspapers Ltd)(Credit: SWNS)』『The Mirror 2022年2月3日付「Trainee sniffer dogs on visit to school find £1.3MILLION drugs haul next door」(Image: Leicestershire Police / SWNS.COM)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)